こだわりを捨てて生きていく

何事も長続きしない甘ったれ大学生が少しずつ自立していくまでの過程。

「聲の形」を読んだ感想

 

聲の形(1) (講談社コミックス)

聲の形(1) (講談社コミックス)

 

 

前から気になっていて、機会があれば読もうと思っていた「聲の形」をついにTSUTAYAで全7巻借りて読み終えることができました!(去年の12月に完結)

 

漫画のあらすじを簡単に説明すると、

 

主人公の石田将也が、転校してきた耳の聞こえない西宮硝子という女の子を面白がっていじめ出すんだけど、いじめていることが先生にばれて逆に自分がいじめられるようになっていく。いじめは中学生まで続き、将也は次第に自ら孤立を選ぶようになる。やがて高校3年になった将也は「この先生きていても仕方ないと」と考え、やり残したことを片付けて死のうとするが、硝子と再会したことで小学生の頃から止まっていた時間が動き出す。

 

そんな感じの物語。

 

読んでいると実にいろいろ考えさせられる

 

というか、過去の苦い記憶が一気に蘇る

 

1巻のいじめのシーンなんか読んでるとほんと胸糞悪い気分になるけど、完全に否定しきれない自分がいるんだよなー

 

いじめに加担したり、そういう現場に遭遇した記憶はないけど、やっぱり幼さ故の過ちには心当たりがある

 

将也は最低なことをしたと思うし、擁護なんてとてもできないけど

 

小学校の一件で身をもって人の痛みを知ることができたからこそ、今の将也があるのも事実なんだよね

 

決していじめたことは許されないけど。

 

あと読んでて思ったのは

 

程度の差こそあるけど意外とみんな過去を引きずって生きてるんだなってこと

 

よく、卒業する前に気まずいことあったのに、 卒業したらそんなことなかったかのように普通に会う人たちいるけど、あれすごく不思議

 

というか気持ち悪い

 

なんで気まずいことがあったのに何事もなかったように仲良くできるのか謎で仕方ない。

 

それこそ漫画の中でも言ってるけどただの友達ごっこじゃないのか?って思うけどね

 

だからこそ、読んでて「みんな普段あんなに自然に振る舞ってるけど内心じゃ過去のこと相当気にしてるんだな」って思った

 

余談だけど、私は一度でも悪意を向けてきた人とは極力縁を断つようにしてるんだよね

 

(ここでいう悪意というのは、自分の思い通りに相手を動かそうだとか、利用しようだとか、自分の思い通りにならなかった時の失望、見下す気持ちとかそういう負の感情のこと)

 

そんなこと言ったらかなりの人と縁を切ることになるんじゃないかって思うかもしれないけど

 

実際過去の人とは卒業したらほとんど会わない

 

同窓会とかあっても絶対いかないし

 

しかも、前の私が友達と遊ばない理由 - こだわりを捨てて生きていくで書いたように別に友達と遊びたいと思わない人だからなおさら過去の人との関わりが絶たれるってわけ笑

 

この作品の登場人物たちは過去の人との因縁と必死に向き合おうとしてるけど私はひたすら切っていく

 

私も過去の人と向き合わなきゃだめなのだろうか?

 

ただ大人げなくこんなことしてるのではなく、

 

本当に過去を振り返ってみても、ずっと関係を持ち続けていたいと思える人がいない

 

みんないい人だし、好きだけどね

 

ちょっと会いたくなることはあっても、ほんと顔見て一言交わして元気そうだったらいいやって感じ

 

そんなこんなで、いろいろなことを考えさせられる作品でした

 

ちなみに私が聲の形で好きなキャラクターは西宮硝子ちゃんの母親、通称母宮さんです(本名不明)

 

母宮さんは厳しい人だけどほんとツンデレで、そのギャップにやられてしまいました

 

5巻の最後の方で母宮さんの44歳の誕生日を硝子、結弦、将也の3人でサプライズで祝う話があるんだけど

 

3人「44歳誕生日!おめでとうございまーーす!!」クラッカーパーン

 

母宮「なんのつもり?」

 

母宮、将也を睨み怒り出す

 

母宮「なんでこの子がいるの?硝子」

 

母宮「男の子を家にあげるなんて!しかもこんな大事な時期に!」

 

母宮とにかく怒る

 

母宮「あなたもね!この子たちをそそのかさないでくれる?自分の立場ってものをわかっていーー」

 

 

 

「ーーーまあ、食べれない事はないわね」

 

母宮さん!!!ツンデレすぎでしょ笑

 

しかもバースデー用の帽子かぶってて、意外とノリノリだし笑

 

不器用だけど本当はとってもかわいらしい人です

 

それにいろいろあったけど、石田母と仲良くやれてそうでほんとによかった

 

ということで、母宮のツンデレが見たいという方はぜひ聲の形読んでみてください!

 

ではでは